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原田歯科医院

スペシャルニーズ歯科(障がい者歯科)・歯科訪問診療

ゆりかごから墓場まで、安心してかかれる歯科医療を提供します

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歯が痛くなるとなぜ肩のこりがひどくなるのか?

虫歯や歯周炎の急性症状が出て、口の中に痛みが出るとそれとともに肩や顔に強い痛みが起こる方がいます。
口の中の痛みよりも、そちらの痛みのほうがつらいと言う方もいます。
なぜこういうことがおこるのでしょうか?

大雑把な分け方ですが、痛みには
1)痛む部位自体に、感染、キズなどによる炎症があり、その炎症の反応として痛みが出る
2)痛む部位の周囲の筋の緊張により、神経や血管の圧迫が起こり痛みが出る
場合があります。

歯の痛み自体は、感染などの炎症によるものですが、それによって起こる痛みによって、持続的に顔面から肩の範囲の筋の緊張が起こり、いわゆる「こり」による痛みが出てきます。
顔面の痛みの原因不明のものは、「筋収縮性頭痛(痙性めまい)」などというものが、実は多いとされています。

私は、何度か尿路結石で激しい痛みに襲われたことが何度かありましたが、必ずといってよいほど結石による痛みが引いたあとに全身の筋肉痛が起こっていました。
痛みがあると、筋を緊張を起こし痛みを感じにくくする反射的な反応が起こります。

「筋収縮性頭痛(痙性めまい)」などは、疲労、ストレス、同一姿勢の保持などによる意識しにくい筋の緊張によるものが多いですが、歯の痛みによって起こるものは痛みを取り除けば、自然とその他の部位の痛みも治まってきます。

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