八王子にある歯医者さん 原田歯科医院

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訪問医あいさつ

訪問医の歯科治療担当の原田、口腔ケア担当の高橋です。現在、重度の認知症の患者様の口腔ケア、訪問歯科診療を原田歯科医院で担当しています。

認知症が進行すると、ご自分では口腔清掃することができなくなり、唾液の減少、舌や口腔周囲筋の機能低下などにより虫歯や歯周病が急速に進行します。また、咀嚼や嚥下の加齢に伴う筋力、嚥下反射の低下などにより汚染された口腔内の細菌、残量物を誤嚥し、肺炎を起こしてしまうことがよく知られています。
入院患者様の肺炎における誤嚥性肺炎の比率は、70歳代で70%、90歳代でなんと95%以上となっています。
高齢者の肺炎のほとんどは、誤嚥性肺炎によるものです。

実は、徹底した口腔ケア、摂食嚥下療法を行うとかなり肺炎の問題は減らすことできるのですが、医療費費削減などの問題もあり明らかに病院、施設での人手が足りません。今まで、ほとんど歯磨きもされずに、何年も放置されてきた患者様をたくさん診てきました。
原田は、15年以上前から、様々な居宅、病院、施設などで訪問歯科診療を行っていましたがその当時は訪問を行う歯科も少なく、病院、施設も口の中には関心がないようで、何時食べたかわからないようなドロドロの食物残差がの中に歯が埋もれているようなことが当たり前のようにありました。歯科が来ると、迷惑がられることもありました。

幸い、現在も関連先である上川病院は全国でも先駆け的に「口から食べる」大切さを認識され、歯科との連携を実践されていた数少ない病院でした。その当時はこのような病院がもっと増えればよいと思っていました。その当時では珍しく口腔ケアの勉強会なども行っていました。

それから、15年以上たちましたが、数こそは減っていますが全国的には認知症病棟、療養施設に入院、入所して、定期的な歯科受診、歯科の専門的な口腔ケア指導を受けていない方が少なくないこと現状もあり、歯科では大きな問題と考えられています。

口から食べたいものを食べることは、生きていることをかみしめられる大切な時間です。
ご自分が一度経管栄養になってみれば、身に染みてわかります。
口腔ケア、摂食嚥下機能療法もされず、肺炎や熱発を繰り返すようになれば、経管や胃婁というような安易な風潮は少しずつなくなっていますが、そのためにも「死ぬ寸前までまで口から食べる」ために今後はさらに歯科がやらないといけないことは多いと思います。

今後とも、いろいろ勉強して皆様のお役にたてるように頑張りますのでよろしくお願いいたします。