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加圧トレーニング

若いころと、40代、50代と年齢を重ねていくとシルエットが徐々に変わっていくと、以前お話しましたがこれは、運動量の減少や、摂取カロリーの問題だけで起こっていることでしょうか?おそらく代謝のスピードと質が変化しているのだと思います。加圧トレーニングは、特に成長ホルモンの分泌と、速筋(白筋)の比率を高めることに主眼をおいたトレーニング法です。

筋肉中の乳酸値が高くなると脳下垂体から成長ホルモンの分泌が起こることが知られています。乳酸値をある程度高めるためには、かなりの付加を筋にかけないといけませんが、加圧トレーニングの場合は、血流を駆血することで、人工的に筋で発生する乳酸が逃げられないようにする環境を作ります。また、血流が阻害されることで、筋に酸素供給が阻害されます。通常、弱い力でトレーニングをすると遅筋(赤筋)しか活動しないのですが、酸素を多く必要とする遅筋は駆血された状態では、すぐに活動できなくなり、仕方なく早い段階で速筋が活動し始めます。

脚や腕しか加圧して血流をとめることは難しいので、すべての筋を加圧してトレーニングすることはできませんが、分泌される成長ホルモンは全身をめぐりますので、加圧トレーニングと通常のトレーニングを併用すると加圧されていない筋も同様の効果があるとされています。

トレーニングの頻度としては、週2回、脚の場合は15分を超えない程度、腕は5分を超えない程度が一般的だと思います。また、加圧のレベルの設定がなかなか自分では難しいのと、高価な専用のベルトが必要なことが難点です。あくまで、私の感覚としては、このトレーニングは筋量を増やすための第一選択にはならないように思います。むしろ、体脂肪を減らしたり、そこそこ筋量をふやしてプロポーションを作っていくのには、よいと思います。また、成長ホルモンの分泌が促進されることは間違いないようなので、成長ホルモン分泌能の低下によるエイジングに対しては効果があるとされています。ただし、成長ホルモンの分泌には、アルギニンなどのアミノ酸を摂取することが、実は不可欠のようなのでサプリメントの摂取が推奨されます。アルギニンは、摂取量が多いと、そのアルカリ性の高さから胃にダメージを与えやすいので、1回の摂取量は5グラム、1日量は10グラムを超えないようにします。クエン酸と併用すると消化器への障害は少なくなります。

少ない負荷で、それに近い効果を求めるものとしては、加圧トレーニングのほかにスロートレーニングがあります。基本的な考え方は、筋の収縮の時間を長く保つことで、血管の拡張を押さえ乳酸の逃げを防ぎます。そして遅筋を早めにバテさせて、速筋の活動をさせていこうとするものです。加圧トレーニングと似たような効果があります。