八王子にある歯医者さん 原田歯科医院

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コンビニより多い歯科医院の行く先は?

新聞や週刊誌などで報道されているように、、過剰な歯科医、国の医療費削減などの影響で、平均的な歯科医院の経営状態はかなり悪くなっていると思います。
歯科医の5人に1人は、ワーキングプアーだと言われています。

歯科医院が過剰になり、診療費が安くなると、一見、患者様の選択肢は増え、通院しやすくなることは確かだと思いますが、弊害も出てきます。

1)多くの患者様を診ないと、診療所のやりくりができなくなるため、常にオーバーワーク気味になり、診療の質が落ちてしまう。
2)他院との競争を意識しすぎる歯科医による、違法な広告、感情的な前医の誹謗中傷が増え、患者様に過剰な不信感を植え付けてしまう。
3)医院経営を立て直すため、自由診療志向になり、医療費の高額化につながる。
4)オーバートリートメント(過剰な治療)の可能性や、逆にマスコミなどによる不信感のすりこみ、あおりなどで、オーバートリートメントなどと誤解されてしまうこともあります。

5)歯科医側に治療のレベルを上げていくモチベーションがなくなり、治療の質が落ちていく。
6)患者様が安易に治療が受けられるため、口腔内の問題へのに関心が低くなり、手入れを熱心に行わなくなる。

前述の、5)と6)は大きな問題をはらんでいます。
歯科の治療は、質の低い治療をやればやるほど、普段の手入れをサボればサボるほど、再治療のリスクが高くなります。

はっきり言って、質のの低い治療は、お金をかけて、口の中をどんどん壊しているようなものです。
更に、手入れをしなくなると、自分で、自分の口の中をどぶに放り込んでいるようなものです。

歯科医であれば、そういったことが起こりそうなことは、暗黙のうちに分かっていると思いますが、それがなかなか表面に出てきません。

マスコミの方には、歯科の表面上の問題だけをセンセーショナルに取りあげるだけでなく、それが患者様にどのような影響を与えるかということを、掘り下げて報道してもらいたいものです。
歯科疾患の大半は、生活習慣に起因するものです。と言うことは、定期的に検査をし、歯みがきや、食習慣、喫煙などの生活習慣の指導、メンテナンスを受け、それらがある程度できていればかなり予防ができる疾患だともいえます。

悪くなってから治療するのと、メンテナンスするのでは、それにかかるコストがかなり違います。メンテナンスするほうが、時間的にも、費用的にもかなり少なくてすみます。

国の施策がそういった方向に向き、それにより国民の意識の啓蒙が起これば、よい意味での、受診率が上がり、歯科に由来する健康上の問題もかなり減らせるようになる気がします。
歯科医院の過剰問題も、解消するかもしれませんし、患者様の健康に貢献できることは、とてもうれしいことです。
歯科に対するイメージも変わるかもしれません。

これからの日本の歯科は、こういった方向にすすむとされていますし、日本以外の先進国では、すでにそうなりつつあります。