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歯周炎で、だんだん出っ歯になってきた。治せるのか?

歯周炎で前突して、すいてきた前歯

歯周炎がすすみ、歯が少しずつグラグラしてくると、舌の力が強く、口の周囲の筋の働きの弱い方の場合、フレアスカートが開くように、少しずつ歯がすいてきて、出っ歯になってきます。
あくまでも、少しずつなのではじめは気にならない方が多いのですが、そのうち唇を閉じられないくらい、歯が突出してしまうことがあります。

男性よりも、女性に多いように思いますが、そうなると顔つきが変わり、口元が下品に見えるようになってしまうため、かなり深刻に悩まれてしまうようです。

このような場合、歯の向きを内向きに削り、歯の突出を治し、歯の形(特に長さ)をダウンサイズしてかぶせるようにすると、若いころのような口元に戻すことができます。

この治療の場合、出っ歯になった歯だけを引っ込めるようにしてしまうと、その歯にかかる力は以前と変わらないためまた少しずつ出っ歯になってしまいます。
そのため、前突している歯の周囲の歯を巻き込んで、つなげてかぶせるようにすると後戻りが起こりにくくなります。

通常は、左右の犬歯(糸切り歯)間の歯を内向きに削り、それぞれのかぶせ物をつなげて固定してしまいます。出っ歯が直ると、唇が自然と閉じるようになるため、歯を内向きに押し力が出てきますので、再度出っ歯に

治療後

はなりにくいようです。

この場合、術前に歯周炎の治療をしておかないと、審美的によい状態を安定して維持できなくなるため、形を変える前に、歯周炎のコントロールはきちんとしておかなければなりません。

また、前突した歯の向きを大きく変えるため、事前に歯の神経を取っておかなければできませんし、歯周炎が進行しないように術後も、ケアーを欠かしてはいけません。

このやり方は、事前の前処置が必要ですが、患者様のほとんどが、やってよかったと感じていただけるぐらい、はっきりと口元の印象を改善できます。それとともに、歯周炎に対する意識が高まり、口腔清掃に熱心になっていただけたり、定期的な検診に応じていただけたり、プラスアルファの効果もあります。

矯正装置を使って歯の向きを変えるやり方もありますが、このやり方は歯を削らないですむ点では、とてもよいのですが、歯を短くしたり、小ぶりにするなど形を変えることができ

ないこと、短期間にはっきりとした結果を出せない(患者様が、満足できるくらい、見た目が変わると言う意味で)、装置を長時間つけていないといけないなど、なかなか日ごろの生活の流れに取り入れにくいことなどがあり、当院では上述のような手法で行っています。