今まで、前歯の単冠は金属を使用した硬質レジン前装冠、強度が弱い硬質レジンジャケット冠のみが保険適応でしたが、2020年9月より金属を使用せず、機械的強度も高いCADCAM冠が保険適応になりました。
CADCAM冠とは、型どりをして作製した模型をスキャンして、PC上でかぶせものを設計、その3次元データをミリングマシンに転送し、既製のセラミックまたは硬質のレジンブロックを削りだすことにより作成されるかぶせもののことです。
保険診療では、硬質レジンブロックが適応になります。
今後は、ほとんどの修復物がCADCAMのものに置き換わると思われます。
当施設は、CADCAM冠の施設基準を取得し、設備も保有していますが、対応するブロックの注文が殺到しており全国的に品薄の状態になっています。
ブロックが入荷次第、CADCAM冠の供給を開始いたしますので、しばらくお待ちください。
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