.歯周病治療
歯周病とは何?
歯周病とは、歯の周囲についた汚れ(歯石、歯垢など)により、歯の周囲が腫れた状態をさします。
初期は、ほとんど症状はありませんが、中程度に進むと、
(1)歯ぐきから血やうみがでる。
(2)口臭がひどくなる。
(3)疲れると歯が浮く。
(4)歯の間にものがよくつまる。
(5)歯が出っ歯で、すきっ歯になる。
といった症状が出ます。
さらにそのままで放置すると、短期間のうちに、大部分の歯が抜けてしまいます
また、歯がすべて抜ける間、歯周病菌が、体の特定の部位(心内膜、腎臓、関節、呼吸器など)に感染をおこし、全身に二次疾患がおこる場合があります。
そして、すべて歯が抜けた後は、入れ歯を入れたとしても、天然歯の6分の1程度の硬さのものぐらいまでしかかめなくなります。
脳に送られる血流は物をかんでいるときは、通常の1.8倍にふえ、そしゃく(物をかむこと)機能が、脳の覚醒レベルを高めると言われています。
このように、歯周病は全身の健康を徐々に蝕んでいきます。
また、私たちが死ぬ寸前まで持つ欲求、食べる楽しみを半減させてしまうのです