八王子にある歯医者さん 原田歯科医院

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見える景色が同じということ

はじめて原田歯科を来院される患者様の中には、前医の治療に不満があり転医して来るケースがあります。(当院から転医される患者様も当然いらっしゃると思いますが、、、)
それらの患者様の中には確かに治療の経過が悪かったり、費用面で折り合いが付かなかったなどというケースもありますが、意外と治療自体や治療方針も特に問題がなく思えるケースも少なからず遭遇します。

色々話を聞かせていただくと、ほとんどが「説明不足」と「思いやりのない言葉」が原因です。

原田歯科では、なるべくリアルな状態を患者様に見ていただくことを大切に考えています。たとえば、一見して虫歯がひどくほとんどの歯科医師が間違いなく抜歯が必要と思うような場合でも、患者様はそうは思わないかもしれません。情報量が少ないために本当に抜歯が必要か分からないのです。もしかしたら、「この歯医者はうそつきかもしれない。」と思われているかもしれません。

そういった場合、レントゲンをとってその画像を見ていただいたり、虫歯でぐちゃぐちゃになっている状態を口腔カメラで撮影してみて頂くだけで一瞬で患者様が納得して頂ける場合がよくあります。

先ほどの転医の件に限らず、人と人のコミュニケーションにおいて「見える景色が同じ」であることはとても大切だと思います。また、画像として同じものを見ていても人によって違う景色に見えてしまうことがあります。それはその人の感性だったり、知識の量だったり、立場の問題もあるかもしれません。
他人の気持ちが分かる人とは、相手がその景色をどう見ているか直感的に分かる人なのでしょう。

お互いにリアルの画像と心理的に見える景色が同じように見えるようになれば、ごたごたしたトラブルはもっと少なくなるもかもしれません。
プロフェッショナルは、職能が上がればあがるほどプロの目でしかものを見れなくなってしまう脆弱性を持ちます。だんだんとサービスを受ける側の感覚が見えなくなってしまうことがしばしばあります。
いわゆる「しろうと」感覚の大切さは、どの職種でも逆の意味でブラッシュアップするために必要なのでしょう。