八王子にある歯医者さん 原田歯科医院

ホーム 各種治療紹介 雑感 - 毎日有酸素運動をしてはいけない

毎日有酸素運動をしてはいけない

私たちが、体重を減らすというと真っ先に思い浮かべるのは、「食べる量を減らして、運動する」ということです。少しトレーニングの知識があれば、「炭水化物の摂取量をへらし、有酸素運動を最低20分以上行う」ということだと思います。このやり方は、確かに体重や体脂肪率を落とすのには、効率的なやり方です。ジョギングなどの有酸素運動をすると、はじめはブドウ糖が使われ、つぎにグリコーゲンと続き、20分経過するぐらいに内臓脂肪を消費し始めます。そのため、20分以上という条件がついています。このやり方を生真面目に毎日できる方は、当初はものすごい勢いで体重を落とすことができるでしょう。

食事に関しては、炭水化物(糖を含む)は吸収が早く、そのために一度の摂取量が多いと、私たちの体はその時点で使われない余分なカロリーをいったん脂肪として貯えます。逆に、脂質はグラムあたりのカロリーは、炭水化物よりも高いですが、吸収が遅く、少しずつ吸収されるため、ダイレクトに脂肪として取り込まれにくくなっています。ただ、ここでは食事に関して取り上げると、論点がぼやけるので、これ以上ふれません。

有酸素運動は、やりすぎると人工的にマラソン選手を作っていることと同じです。短期的には、体重を落とせますが、繰り返しそれを行っていると体がそれに慣れてしまい、持久的な運動に適した赤筋が発達してしまうため、体が省エネモードになります。(心筋も基本的には、持久的な筋肉で、そのエネルギーとして脂質を利用します。)そうなると、常にある程度の運動量を確保しておかないと、体重をキープできなくなってしまうのです。結果、運動をやめてしまうと、激太りしてしまう体質になってしまいます。

大切なのは、消費カロリーの大きい瞬発的な力を出す白筋を増やし、赤筋を増やさないようにすることです。そのためには、有酸素運動だけを繰り返し、毎日やってしまうことは長期的には逆効果になります。有酸素運動は、カロリーを消費することを第1の目的にするのではなく、むしろ体調を整えるコンディショニングのために行うことが意味があると思います。たとえば、ジョギングをした次の日は、疲れが取れていたり、腰痛が楽になっていたことはないでしょうか?緩やかな運動は、血行を促進し、疲労の回復を早めます。また、その運動由来の体にかかる振動は、骨や筋を適度に刺激し機能の低下を抑えます。