八王子にある歯医者さん 原田歯科医院

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ホワイトニングは歯を痛めるか?

現在日本で使用されているオフィスホワイトニング剤は、基本的に歯(エナメル質)を痛めることはありません。

オフィスホワイトニング剤は、過酸化水素を使用します。
過酸化水素は水と酸素に分解していく過程で不安定なフリーラジカルを発生させます。この不安定なフリーラジカルは歯の表層のエナメル質内の着色の原因となる有機質と反応、分解し無色化することにより歯の透明感を上げます。
そのことにより歯が白くなります。
現在は、可視光に反応する酸化チタン(可視光応答型酸化チタン)などを触媒にすることによりより低濃度の過酸化水素でフリーラジカル化を促進させています。
過酸化水素の濃度が低くなることにより、可視光の当たらない深部でのフリーラジカルによる歯髄への刺激による知覚過敏を起こしにくくなります。

おそらくホワイトニング剤が歯を痛めるという誤った情報は、ホワイトニング剤がエナメル質の表層を脱灰することにより表層の粗造化が起こり、光を乱反射することにより歯が白く見えているという誤解によるものかもしれません。
もしくは、過酸化水素より発生したフリーラジカルが歯の亀裂や虫歯、露出した象牙質などから、歯の深部に侵入し歯の神経を刺激することにより知覚過敏が起こることを、歯を痛めると思われているのではないかと思います。(歯の神経、歯髄も歯のパーツであることは間違いありませんが、、、。)

現在原田歯科で使用するホワイトニング剤はphは6ですので、脱灰を起こすことは少なく、たとえ脱灰してもすぐに再石灰化が起こり修復されてしまいます。逆に、過酸化水素はphが高い状態(アルカリ性)でフリーラジカル化が促進され、ホワイトニングの効果を高めます。

知覚過敏に関しては、確かに頻度は高い(オフィスホワイトニングの場合40%程度)ので、歯に亀裂や虫歯がないか、もともと知覚過敏がないかなど術前の診査で適応症を見極め、知覚過敏のリスクが高い方の場合は、より低濃度の過酸化水素を使用しているホワイトニング剤へ変更したり、術後に知覚過敏抑制材を使用したりします。