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急に、あごの骨が腫れてきた!骨隆起のなぞ

年間数人の患者様から、「急に、あごの骨が腫れてきたので、見てほしい」といわれることがあります。

お口の中を見せていただくと、骨のこぶのようなものができています。
これは、骨隆起といって、板状骨の外側にできる骨隆起というものがほとんどです。

骨隆起は、青年期を過ぎた頃から、非常にゆっくりと発育する骨のふくらみで、悪性のものではありません。遺伝のよるものが多いようです。
その他に、咬合による微細な骨の変形に対する反応性の骨添加の場合があります。

発育がゆっくりなため、ほとんどの方が気にすることがないのですが、たまたま口腔内を指で触ったりして気づくことが多く、びっくりしていらっしゃる方が多いです。

通常、急に増大するものではありませんが、大半の患者様は「つい最近まではなかった」と話されます。

30歳を過ぎた方であれば、指でお口の中に指を入れて、顎をひとまわり触ってみてください。
ご自分が思うより、でこぼこしている方がいらっしゃるはずです。

発育がゆっくりなため、気がつかないだけです。
骨隆起は、下顎の場合、大半が左右両側に発生します。
上顎の場合、正中部、歯の外側の骨の部分に発生することが多いです。

骨隆起は、切除する必要はほとんどありません。
骨を覆っている粘膜が薄いため、口内炎が頻繁にできる場合や、入れ歯を作る際に邪魔になると場合などにとる場合があります。

どうしても気になるという患者様(医師の方でしたが)も時にはいて、切除した事がありました。

大半は、骨隆起のことが多いのですが、以前、骨肉腫であったことがありました。

まれにこのようなことがありますので、念のために歯科を受診されたほうがよいかもしれません。