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入れ歯は上下一緒に作らないといけないのか?

上下の入れ歯を使っている患者様で、片方の入れ歯の具合が悪かったり、なくしてしまう場合があります。

そのような場合、必ずしも具合がよいほうの義歯まで、作り直す必要はありません。
むしろ、作り直さないほうがよい場合のほうがよいことが多いように思います。

上下の入れ歯をわざわざ一緒に作り直さないといけない場合は、

①入れ歯の歯並びを変えたい場合

入れ歯は長く使用してくると、奥歯の部分の減りが早く、次第に前歯のあたりが強い「まえがみ」
の状態になります。
そうすると、かむ力が入れ歯をはずす力になりやすいため、入れ歯の落ち着きが悪くなります。

また、顎がやせてくると、顎のふくらみと、入れ歯の歯の位置のずれが大きくなり、やはり外れやすくなってきます。

意外に思われるかもしれませんが、入れ歯がゆるくなるだけでは、急に外れやすくなることはありません。

むしろ、顎の形と、入れ歯の歯の並んでいる位置のずれが大きくなると、いくらぴったりしている入れ歯でも、とたんに外れやすくなってしまいます。

また、見た目を改善したいなどの場合は、修理では対応できないことが多いようです。

このような場合は、上下ペアで作り直したほうがよいと思います。

かむ力を、うまく味方につけた入れ歯は、めちゃくちゃな形をしていても、よくかめます。
②入れ歯自体が、老朽化して、磨耗していたり、たびたび修理をしている場合

基本的に、入れ歯は、体の一部だと思いますので、一度なじんだ入れ歯は、本当に変えがたいものです。

微妙なバランスで、その入れ歯を使用している患者様の体の一部になっていることもよくあります。
作り変えた入れ歯が、必ず前のものよりよくなるとは限りません。

そういう意味で、なるべく修理をしながら、長くなじんだ入れ歯を使っていただきたいのですが、やはり義歯自体の材質の寿命やたびたび修理をしていることで、入れ歯自体の厚みや、重さが増してしまうことがあります。

そうなると、装着感が悪くなったり、短期間に、再度入れ歯が壊れてしまうことがあります。

このような場合は、やはり作り直さざるを得ませんが、今まで使用していた義歯のよい点をつぶさないように、うまく置き換えるようにしています。