八王子にある歯医者さん 原田歯科医院

ホーム 各種治療紹介 インプラント - スーパーオステオインテグレーション

スーパーオステオインテグレーション

今日、日本最大のインプラントメーカーJMM(日本メディカルマテリアル、神戸製鋼と京セラ出資の医療マテリアルの会社です。)の講演会に行ってきました。特に興味深い話として、UCLA准教授の小川先生によるもので、インプラント表面のチタンに空気中などのカーボンが付着することで骨との結合率が経時的に落ちていくことを、ある一定の波長の光を照射することにより、100%近い骨結合率にすることができるというものでした。このことは、非常に画期的な変化をインプラント治療にもたらす可能性があります。

講演では、JMMの陽極酸化処理のフィクスチャーでは、今まで10ミリのフィクスチャーと同じ骨結合を6ミリのフィクスチャーでまかなうことができたそうです。また、生体内で骨芽細胞の増殖を促進し、より短期間で荷重をかけることができたそうです。このことは、より条件の悪い顎骨においても、患者様に負担のかかる骨造成を行わずインプラントの埋入ができることを意味し、画期的に治療期間を短縮できる可能性があります。今年の10月ごろに私たち開業医が臨床応用できる機会ができるそうです。

また、第3世代のインプラントとして、アルカリ化熱処理されたフィクスチャーの話題も出てきました。このフィクスチャーもナノレベルの表面形状を持ち、今までのものと骨結合の質がまったく違います。このタイプのものは、JMMがパテントを持っており、近い将来JMMより商品化されるそうです。いままで、外国メーカーに後塵を拝して来た日本のJMMの技術力に期待したいと思います。