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原田歯科医院

スペシャルニーズ歯科(障がい者歯科)・歯科訪問診療

ゆりかごから墓場まで、安心してかかれる歯科医療を提供します

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歯周ポケットとはなに?

歯周ポケットとは、歯とそれを取り囲むはぐきとの間にできた病的な溝(隙間)のことです。

ポケットの中 についている歯石 (実際に歯周炎で抜歯した実物)

歯は、つめと似た形で、はぐきと付着しています。もともと、歯は、上皮由来の組織なため、同じ上皮由来のはぐきの表層部分とは、強く結合することができません。(指と指をくっつけても、くっつかないことを想像していただければ、わかりやすいと思います。)

この付着は、ヒトの場合、加齢とともに歯石などからの歯周病菌の感染によって破壊されやすくなっていきます。

付着が破壊されると、歯とはぐきの間に隙間ができ、これが歯周ポケットと呼ばれます。
歯周ポケットは単なる隙間ではなく、その中には歯石などが存在し、そこが歯周病菌の棲み処になっているため、そのままにしているとさらに深い位置で付着が破壊され、歯周ポケットはどんどん深くなっていきます。そして、そして、その深くなったポケットに歯石が侵入してきます。

歯の周囲に炎症が起こると、歯を支えている骨の破壊が起こり、次第に歯がぐらぐらしてきます。そして、最終的には、歯が抜けてしまいます。

かなり、大雑把な説明ですがだいたいの流れは理解していただけると思います。

ポケットが深くなるとともに、歯を支えている骨が吸 収して、なくなっていきます。

宿主の感受性の問題もありますが、歯石がついていると、歯周ポケットが深くなりやすいので、定期的に歯石の除去、クリーニングなどはしたほうがよいと思います。

歯周病がすすむと、食べられるものの限界が低くなりますし、口臭なども強くなりますので周囲の人から対話や接触をを避けられたりすることもあり、じんわりと日常生活に支障が出てきます。
歯周病は、比較的予防しやすい疾患です。最低、1年に1回は、定期的に歯周病の検査をすることをお勧めします。

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