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治療紹介

原田歯科医院

スペシャルニーズ歯科(障がい者歯科)・歯科訪問診療

ゆりかごから墓場まで、安心してかかれる歯科医療を提供します

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インプラント治療

お知らせ
インプラント治療後希望の方は、まずカウンセリング(無料)をお受けください。
術式、費用、治療期間、予後などについて細かく説明いたします。
カウンセリング希望の方は、受付にお申し出ください。

(1)インプラントとは?
インプラントとは、歯を失ってしまったあごに、特殊な表面処理をした、チタン製の人工の歯を植え込むことです。

(2)インプラント治療の長所と短所はどのようなことですか?

 長所

1).入れ歯の様に取り外しの必要がなく、既存の歯のように硬いものがかめます。

2).ブリッジのように、既存の歯を削る必要がありません。
インプラントの歯と、既存の歯とで、ブリッジもできます。また、当然、インプラントの歯のみでブリッジにすることもできます。

3).一度入れてしまうと、ほとんど違和感がありません。
インプラントは、ブリッジや入れ歯とは違い、1回植え込むと、あごの骨と生物学的に結合し、ほぼ歯と同じ様に、体の一部になります。
現在の医療で、生物学的に、歯の代替となるものは、インプラントだけです。 

 短所
1).歯が入るまで、時間がかかります。下の歯では、最低、3ヶ月、上の歯では6ヶ月はかかります。
歯を支える骨が少ない方の場合、G.B.Rという方法で、骨を作りますが、そうするとさらに期間がかかり、年単位の治療になることがあります。
ハイドロキシアパタイト処理をしたフィクスチャー(人工歯根)を使用すると、通常の2/3程度の期間で、骨との結合が得られるようになります。

2).費用が高い。診査、手術から、歯を入れるまで、1本25万円ぐらいします。
これは、一番簡単なケースです。骨を、作ったり、人工骨を使用したりすると、さらに費用がかかります。逆に植立するインプラント体の数を少なくして、ブリッジにした場合などは、1歯あたりの費用は低くなります。

3).歯を支える骨の量が少ない人、抜けている歯の数が多い人には向きません
費用と期間がかなりかかります。固定式にこだわらないのであれば、インプラントを利用した、入れ歯などを検討した場合が良いこともあります。

4).糖尿病など感染に弱い人、出血傾向の高い人には向きません。
糖尿病の方は、感染に弱く予後が悪いことが多いです。出血傾向の高い方は、処方医の先生と相談してください。手術ができないということではありません。

5).最低1回の手術が必要です。
骨の状態が悪い場合、審美性が求められる場合などは、2回手術が必要なことがあります。

6).口の中が、清潔にできない人、歯周病が進んでいる人、タバコを吸う方には勧めません。
インプラント体は、既存の歯よりも感染を起こしやすいため、口のなかが清潔に保てない方の予後は、悲惨なものになります。
また、歯周病を治療してからでないと、インプラント体の脱落のケースが多くなります。
喫煙は、インプラント治療の大きなリスクになります。

7).現在、10年後の生着率は、95%以上です。
まれに、骨との結合がうまくいかない場合、感染を起こして抜けてしまう場合、非常にまれですが、チタンに対する金属アレルギーを起こしてしまうケースなどがあります。当院では、定期的に検診を受けられている方には、5年間の保障をしています。
通常、このようなトラブルは、植立して1年以内に起こることがほとんどです。また、保障期間中に、インプラント体の脱落などがあった場合、再度手術をして、解決できるようでしたら、(患者さんの要望があればという前提ですが、)無料で、手術を行います。
そうでない場合は、他の治療法(入れ歯、ブリッジなど)で、対処させていただきます。もちろん、この場合も、保障期間内であれば、費用はかかりません。

生着した後は、歯と同じように手入れが悪ければ、インプラント周囲炎を起こし、ぬけてしまうこともあるので、インプラントだから歯磨きをしなくて良いということは、全くありません。
逆に、いったん感染を起こすと、既存の歯よりも進行が早いので、毎日のケアーは欠かせません。

8).最低、6ヶ月に1回は、必ず検診に来てください。
検診は、長持ちさせるためには、必須です。問題が起こっても早めに対処すれば解決することが多いです。術後5年間の保障は、検診に来ていただける方のみに、適用させていただきます。
9).以前のような歯の形態と同じにできないことがある。
インプラント体の径が、3.2mmから4.7mm程度のものなので、歯ぐきからの立ち上がり部分の形態が不自然な場合があります。また、既存の歯と同じような形態にしようとすると、清掃性が落ちるので、既存の歯と全く同じ形態にはできません。

10). 術後2週間は、歯ブラシの制限があり、術後4週間は、手術部位に力をかけることを避けてなくてはならない。
骨との結合を獲得するため、術後4週間はインプラント体に力をかけないようにすることが望まれます。

インプラント治療について、おおよそ理解していただけたでしょうか?治療を進める際に、よいことばかりをお話しするのは、誠実なやり方でありません。むしろ短所のほうを詳しく説明させていただきました。もし、その他のことで、疑問、相談などありましたら、遠慮なくお申し出ください。充分、納得した上で、治療を選択されることを望んでいます。

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